仮設校舎での学校生活 ~理科室編~

今年度から始まった仮設校舎での学校生活を不定期で報告していきます。各施設の担当者との座談会を通して、生徒の様子や旧校舎との違いなどをお伝えしていきます。

第4回目は理科教諭にお話しを伺いました。(図書館編家庭科室編情報科室編)。

1.旧校舎と仮設校舎で理科室はどのような変化がありましたか。

旧校舎には化学・物理・生物の3つの実験室がありましたので、各授業のペースで実験を組むことができました。

今年度からの仮設校舎は1つの実験室になったため、実験を授業のペースで組むことが多少難しくなりました。また、新型コロナウイルス感染防止策として実験を減らしています。


しかし、実験を行って授業内容の理解を深めることは大切ですので、感染防止対策を取りつつ少人数で実験を行ったり、動画で補うなどして実験数自体を減らさないように工夫しています。

 

 

 

2.理科室での生徒の様子で、想定外の点や旧校舎との違いがあれば教えてください。
旧校舎の実験室は、広々していたので、生徒ものびのびと実験をしていたように感じますが、仮設校舎の実験室は少し狭いため、生徒は少し緊張した面持ちで実験を行っています。

しかし、教員からは生徒一人一人に目が届きやすくなり、質問を受けたりやアドバイスもしやすくなりました。ここで先日行った3年生の実験を紹介しておきます。


【3年生化学実験】
・ラテックスからゴムボールを制作する
・銀鏡反応
・6,6-ナイロンの合成反応

本来であれば複数人で行う実験も新型コロナウイルス感染防止対策で個人または2人で行い、さらに受講生徒も多いため、2つのグループに分けて実験を行ないました。
内容は1学期から今日にかけて学習してきた有機化学の実験です。実験の方法などももちろん大切ですが、その過程で何が起きているのか、五感をフル活用しながら、感じ取ることを常に意識して実験を組んでいます。

[実験後の生徒の感想]

  • 男子生徒A
    普段学んでいる知識を経験とともに、知恵とすることが出来ました。とても有意義な実験でした。
  • 女子生徒B
    普段資料集でしか見ることができないことを自分の手で行うことができてよい経験ができました。
  • 女子生徒C
    日常的に使っているものの作り方を授業と実験を通して体験することが出来ました。

3.理科と日常生活の関わり(役割)にはどのようなことがありますか。


実験を行うことで、さらに授業内容の理解を深めることはもちろんのこと、実験で起きた現象や観察したことから自分なりの疑問等を持ち、それを自分で考えて調べる癖をつけてほしいと思っています。

そういった癖は、学習だけでなく日常生活の場でも大いに役に立つはずです。

 

 

4.次年度以降の入学を考えている受験生へメッセージ

高校での理科の内容は専門性が高くなるため、苦手意識を持つ生徒が多いのも事実です。そこで本校では実験を多く行ったり、野外実習を行うなど、理科に興味を持ってもらうカリキュラムを組んでいます。

新校舎完成後は化学・物理・生物3つの実験室がそろいますので、今よりもさらに多くの実験を組んでいきたいと考えています。

次年度以降、皆さんと一緒に理科を学んでいけることを楽しみにしています。

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