【学習】総合学習「長崎」研修旅行

二年次の総合学習は、6コース(沖縄・長崎・田舎暮らし・韓国・台湾・京都)の中から、自分で好きなコースを選択することができます。各コースで毎週1時間の授業を行い、それぞれで研修旅行が設定されています。
 
長崎コースは『平和とキリスト教』を主テーマとして12月下旬に34日の研修旅行を行ってきました。

1日目

空港到着後、最初に訪れたのは諫早湾干拓農地です。干拓地化による漁業被害が出た近隣県の漁業関係者と干拓事業を行った国との間で争っている場所で、長崎県内の問題点の1つとなっています。

次に、過去の自然災害を教訓に学ぶ観点から1990年代に起きた雲仙普賢岳による火砕流・土石流をスクリーンで疑似体験できる災害記念館や被災家屋を見学しました。生徒たちにとっては生まれる前の災害ですが、近年起きている自然災害と結びつけて現場を見学し、課題レポート作成に取り組みました。

最後は、江戸時代初期からキリスト教禁教政策が実施され、その強化へと繋がった島原の乱に関する資料見学のために島原城の見学も行いました。

 

2日目(平和学習)

194589日に原爆投下された長崎市。当時、長崎医科大学で被爆された永井隆博士に関する話を移動する車中でバスガイドさんから受け、原爆資料館では各班に分かれてボランティアガイドの方による懇切丁寧な説明を受けてまわりました。その後、原爆落下中心地、平和公園、浦上天主堂、永井隆記念館、山里小学校内に現存する防空壕の見学を行い、戦争や核兵器の恐ろしさを学べたのではないでしょうか。

その日の夜は、被爆体験された方から大変貴重なお話を聞く機会もありました。生徒たちは体験者から実際に話を聞いたことで、原爆や放射能の恐ろしさを改めて深く考えさせられたようでした。

 

○3日目(班別自主研修)

グラバー園、出島、長崎歴史文化博物館、シーボルト記念館の見学

 生徒たちはそれぞれの見学地で課題レポートを作成して長崎市内に残る和華蘭文化を学ぶとともに、昼食には名物のちゃんぽんを食べるなど長崎県を堪能した一日となったのではないでしょうか。

 ○4日目(最終日)

隠れキリシタンの里と呼ばれる外海地区を訪れ、生業に乏しい地域に住む人々に生きるための術を授けたド・ロ神父の記念館、『沈黙』を著した遠藤周作記念館を訪れ、キリスト教の歴史を学びました。個人旅行ではなかなか訪れない場所ですが、キリスト教主義学校の生徒として江戸時代以降の厳しい環境下で生き抜いたキリスト信者たちの歴史を学べたことと思います。

最後は、ハウステンボスにて立ち寄って各々自由時間を過ごして、長崎における研修旅行を無事に終えました。

 

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