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歴史と沿革History

2023年、明治学院は創立160周年を迎えます

1863年、米国長老派教会の宣教医J.C.ヘボンによって横浜に開かれたヘボン塾が、明治学院の起源です。また、明治学院の創立者は、J.C.ヘボン、S.R.ブラウン、G.H.F.フルベッキの三人の宣教師です。

  • J.C. ヘボン

    J.C. ヘボン
    James Curtis Hepburn

  • S.R. ブラウン

    S.R. ブラウン
    Samuel Robbins Brown

  • G.H.F.フルベッキ

    G.H.F.フルベッキ
    Guido Herman Fridolin Verbeck

1859年、神奈川に着いたヘボン夫妻は成仏寺で日本での伝道活動をスタートさせました。近くに施療所を開設し、無料診療を行う傍ら、伝道のために聖書の日本語訳とそのための辞書の必要性も感じ、日本語の語彙の収集につとめていました。
 そして英語を教えるために、横浜外国人居留地の一角に新居を構え、診療所とともにヘボン塾を併設、日本人に英語を教え始めました。それが1863年のことで、明治学院の創立年となります。

 一方、ヘボンと同時期に来日した米国オランダ改革派教会のS.R.ブラウンは、キリスト教神学を学ぶためのブラウン塾をひらきます。 ヘボン塾とブラウン塾は、やがて教派を超えて協力体制を築き、東京・築地に拠点を移して「東京一致英和学校」と「東京一致神学校」へ発展していきます。さらに両者が合併し、1887年、現在の地に移転して「明治学院」となり、ヘボンは初代総理に、フルベッキは理事と神学部教授に就任しました。

 ヘボンが編纂した日本最初の和英辞典「和英語林集成」の版権が丸善に譲渡されたおり、その代金全額を投じて建てられたのが「ヘボン館」でした。開学当時に白金の地に建てられたヘボン館をはじめとする数々の建造物は、宣教師たちや、米国キリスト教信徒らの献金で建てられたのです。

  • 成仏寺

    成仏寺

  • 東京一致神学校

    東京一致神学校

今も白金の丘に建つ、明治期の建物

  • 明治学院礼拝堂

    明治学院礼拝堂

  • インブリー館

    インブリー館

  • 記念館

    記念館

歴史的建造物の詳細はこちら

明治学院校歌

明治学院校歌

  • 島崎藤村直筆の校歌

    島崎藤村直筆の校歌

  • 島崎藤村

    島崎藤村(1872-1943)