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【学習】1年生・ハンナのカバン講演会


1月11日(水)、1年生を対象に『ハンナのかばん』の著者である石岡史子さんの講演会を行いました。英語科では英語版の『ハンナのかばん』を1年生の冬休み課題としています。数年前から講演会を実施していますが、久しぶりの講演会となりました。
『ハンナのかばん』は13歳のユダヤ人少女ハンナ・ブレイディの物語です。講演会ではアウシュヴィッツ博物館からNPO法人ホロコースト教育資料センターに届いた、ハンナのかばんのレプリカを実際に目にし、ホロコーストについて考えました。

[生徒の感想]
講演者の話を聞いて人種差別や人の未熟さについて深く考えさせられた。冬休みの課題として『ハンナのかばん』を読んでいたが、文面では読み取ることができなかったユダヤ人の深刻さや国のために自分は悪くないと考える人々が大勢いたことがわかった。その中で「差別は暴力に」、「人間はなぜ責任をなすりつけるのか」というワードは特に印象に残る。
ユダヤ人の迫害は自分にとってあまりにも非日常的なことではあるが、その歴史を本や人を通して語り継がれることの重要性を感じた。今、世界では戦争が起きていたり、過酷な労働環境を強いられている人たちがいる。周りに流されり、自分の意思を持ちたがらない人もいるが、すべての人々が生きやすい社会にしていくために、一人ひとりが自分の意思を持ち、行動していくべきであると思った。

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