MGニュースMG NEWS
【生活】教育実習生から見る明治学院高等学校(その2)
6/1(月)から教育実習が開始されています。授業やホームルームを教室の後方から見学したり、生徒とともにクラス活動を行う実習生の姿が見られます。
今回は実習生に、在校生だった当時と実習生として戻ってきた現在で、本校がどのように見えるのかを中心に質問に回答してもらいまいした。
〇高校時代の本校での思い出または印象を教えてください。
授業での先生の興味深いエピソードや当日の朝まで終わらなかった文化祭準備など数え切れないほどあります。選ぶことが難しいのですが勉強だけでなく学校行事に前向きな生徒が多いことが印象に残っています。さらに、高校入学後にあるガイダンス合宿をはじめ、校外ホームルーム、水泳大会、オリーブ祭(文化祭)、合唱コンクールなどクラスや学校全体が一体となって取り組む行事の多様さが明学の特徴だと思います。その中でもクラスの話し合いでは、自分の意見をしっかりと持ちながらクラスメイトの意見も尊重する生徒が多かったです。このような思いやり、そして隣人を愛する心を持っているのは当時も今も変わらない明学生の良さだと思います。
〇当時と現在で、学校の様子にどのような違いが感じられますか?
私が高校生活を送った旧校舎や仮設校舎と比較して、新校舎は全体的に木のぬくもりを感じられる場所が多く、明るくて開放感がさらに高まっていたことが印象的です。学年ラウンジと呼ばれるテーブルと椅子のある共有スペースが新たに設備されており、実習期間中には他クラスの生徒同士がおしゃべりをして交流を深めたり、学び合ったりする様子が見られ、過ごしやすい環境が整っているのを実感しました。とはいえ、旧校舎の懐かしさも残っており、窓からの景色を眺め、食堂や部活動で過ごした音楽室に足を運ぶと高校生に戻ったような気分になりました。
〇本校への志望を考えている中学生にメッセージをお願いします。
高校での3年間は、ありのままの自分を探し、向き合う機会となりました。学生生活を振り返ると、騒いだり笑いあったりすることもあれば、本音をぶつけることも、言えないまま終わったこともありました。しかし、今となってはすべて大切な思い出です。明学の先生や仲間にも出会えて本当に良かったと何度も思います。進路に迷うことがあれば、何事においてもそうですが「どうせ自分なんて……」と最初から諦めるのはもったいないです。抱え込まず、周りに相談しながらも自分はどうしたいのかという気持ちを忘れずに、自信をもって高校受験にチャレンジしてみてください。